当てたら行ける!秘密にしたい、おいしかったお店、vol.1。

こんにちは、旅人フォトライター&食いしんぼうエディターのウエミチメグミです。
情報過多のこの世の中で、あまり知られていない名店を見つけたとき、あなたはどう思う方ですか?
わー!この素晴らしいお店を全世界に発信したい!
なのか、
めっちゃいい!でも人には教えたくない!
なのか。
私はどっちだろう…
商売上は前者ですが、心の中は後者です!
という純粋な我が心の欲望に沿って「当てたら行ける」シリーズをはじめることにしました。
一瞬で心を奪う、手書きの張り紙

8月のある日、立ち寄ったあるお店です。
近くの駐車場からてくてく歩いていくと、入り口に貼ってある鮮やかな黄色の張り紙。こう書いてありました。
…サクラマスだと!?しかも塩焼っ!
てくてく歩いていくと、もうひとつ目に入ったのが「準備中」の看板。
なんだ、今日もう終わっちゃったのか…と思って帰ろうとすると、扉がガラリと開きまして
「お二人様なら、入れますよ!」
…天の声が!
迷わず焼魚定食(税込 ¥1,100でした)を注文です。
「焼くのに少しお時間かかるので、お待たせしちゃいますが大丈夫ですか?
お連れ様も同じタイミングお出ししますので、お出しする順番が前後しますけど、ご了承くださいね」
なんともていねいで、心配りのあるご説明がありました。
ぜんっぜん問題ありません!だってサクラマスですから!
パリフワジューシー!

きました、焼魚定食「サクラマスの塩焼」!
ハラス部分をシェアしちゃったので全体が写ってないうえ、この写真で縮尺がわかりづらく恐縮ですが…
このサクラマス、スーパーの特売でワゴンに積まれているサケ切身の、2倍の厚みがあります。
全長も18cmくらいある…なんとも贅沢なボリュームです。
添えられているのは大根おろし、きゅうりの辛子漬け、卯の花。
お揚げとわかめのおみそ汁もついてきました。
ごはんの量は、おそらく200gはあるでしょう。
コンビニ弁当換算で言えば、ごはん1.5倍+主菜(サクラマス)は2倍ありそうです。
ああ、この焼き上がり・・・
箸を入れた瞬間パリッと音をたて、フワッと弾力ある感触。
内に含まれていた水分が、焼きたてのおいしそうな香りとともに放たれます。
一口含めば、やや強めの塩加減とサクラマスの旨み、フワリと焼き上げられた食感がたまりません。
噛むほどに出るやさしい旨みと程よい脂ののりかたに、サクラマスらしさを感じます。
サクラマスは北海道の日本海側ならではのお魚で、旬は春ですが、それ以外の時期でもいるそうです。
言われてみれば、焼鮭定食は各地で見ても、サクラマスの塩焼き定食ってあまりお目にかかりません。
ちなみに、サクラマスは渓流の女王・ヤマメが降海したものです。
先週、とある渓流で知人が釣った20cm弱のヤマメを見ました。あのサイズだったものが数年かけて、この定食のサクラマスサイズになる・・・と思うと、それも感慨深いものがあります。味はどう違うんだろう・・・
ともあれ、めちゃくちゃおいしくいただきました。
真夏の暑い日に、ちょっと強めに塩の効いた焼き魚はとてつもなくおいしかったです。(調理場は大変だったでしょうけど・・・)
最後の悪あがき「おうちでも食べたい」
さて、このおいしいサクラマスに出会ってしまった私、ついお店の方に聞いてしまいました。
「このサクラマス、めっちゃおいしいんですけど・・・どこかで買えたりしますか?」
レジの女性は今日お手伝いに来たばかりでわからないけど・・・とお話しされていましたが、このお店の近所には地元で有名なお魚屋さんもあります。
日本海のお土産に、塩サクラマスの切り身なんてあればいいな、と思ってしまいました。揚がる地域と時期が限られる魚ですしね。
まあ、あのパリフワジューシーに焼き上げるのは、やっぱり技が必要です。
私が家で、オーブンに放り込めばできるものでもないしな・・・
また焼き魚定食を食べに行こう、と思ったのでした。
次に行くときは、どんなお魚が食べられるんだろう!とっても楽しみです。
ということで、教えたくないシリーズvol.1は、とあるお店の焼き魚定食をご紹介しました。
ぜひ!当てて、行ってみてくださいね!
旅人フォトライター&食いしんぼうエディター
ウエミチメグミ