ショック!このタイムは・・・ファットアダプトに再挑戦する(1)
こんばんは!旅人フォトライター&食いしんぼうエディターのウエミチメグミです。
2024年6月、大ショックを受けました。
とある山に登ってみたら、登山のタイムが30分近く延びているではありませんか。大ショック。
原因は……太っちゃったからでは?
そう思ってダイエットを始めました。備忘録を兼ねて、ここにひととおりの流れを書いておきます。
ショック!登山タイムが標準以下に!!!
登山アプリの記録です。計測した部分がちょっと違うので単純比較しきれない部分はありますが、それにしても200mで27分もタイム延びるか?普通?
と思ったところに、ふと蘇った記憶がありました。知り合いのダンディなおじさまがおっしゃった言葉です。
「体重が1kg増えるとな、血管は1km伸びるんだそうだ。それだけ心臓が、血を押し出さなければいけない距離が長くなる。その負担を思ってゾッとしたんだ。
そこから俺は10kg減量した」
例えば2kg増えたら、ミネラルウォーター1本持つのと同じ
おじさまの話を思い出し、私もハッとしました。
そうだ。体重が2kg 増えると、ミネラルウォーターのペットボトル1本持つのと同じだ…… そりゃそんな重いもの持って、同じタイム出るわけがない。
しかも、今の自分は……あの頃より……(恐怖により以下略)
世紀のダイエット成功から、完全リバウンドした自分の食生活
さて、思い返してみると、3年前の自分は人生の中でも最大級にダイエット成功していた時期でした。
ちょうど、編集を担当していた記事の関係で『ファットアダプテーション』を試していたら、体質に合ったのか半年で6kgほど減量できたのです。
幼い頃からぽっちゃり型だったため、この体験はとっても嬉しくて、好きなものが着られる喜びを感じたりしていました!しかし、その後仕事のスタイルが変わったストレスからか、減量がなかったことになるほど太ってしまったのです。
その頃は食べること=生きている自分、を実感できるくらいストレスフルな生活でした。甘いものや刺激物が食べたくてしょうがなかったりしました。帰りにコンビニでついポテトチップスを2袋買い、帰宅して全部食べちゃうとか。
肉体的にも疲れていたので、帰宅して夕食を食べ、その後の眠気に勝てずに朝まで寝てしまうとか……。
妙な強迫観念にも追われていました。例えば、旅先で食べたいものは「もう来られないんだから全部食べなくちゃ」とか。
書いていて、ちょっと泣けてきます。必死に自分を立て直そうとしてたんだな、自分なりに。
1ヶ月で3kg落ちた。やったこと
さて。痩せると決めて、再びファットアダプトに挑戦することにしました。ファットアダプトとは、ごく簡単にいうと糖質ではなく、体脂肪をエネルギーとして使える状態にすること。やったのは以下のとおりです。
- 朝のMCTオイルを欠かさず
- お昼ごはんは、野菜でお腹がふくれるくらい野菜を食べる(便秘対策も兼ねて)
- おやつはナッツと冷凍ブルーベリーを活用
- 糖質を控えめ、タンパク質を増やす(特に夜)
- 歩く
基本の流れは朝食をMCTオイルに置き換え、前の食事との間を10〜15時間空けるようにします。
仮に朝7時に朝食がわりのMCTオイルを摂取するとすると、夕食は遅くとも21時までに摂らなくてはなりません。これを意識してみました。
どうしてもお腹が空くときは、カップスープを飲んだりしながらこう考えます。
「いま、どうしても食べたくてしょうがないのは、自分が何か満たされてないものを抱えてるからじゃないかな?
手っ取り早く何か食べて、満たされたフリしようとしてないかな?」
この問いかけはけっこう威力があったと思います。何かにつけて食べることで安心しようとしていた自分に気づき、まあ頑張ってんじゃんと思えたことはプラスにはたらきました。
こう思うと、いつのまにか大好きなチョコレートも食べなくなっていきました。お出かけしてカフェに入ったら絶対甘いものを食べてましたが、それも別にいらなくなり……
ただ、私は厳しい糖質制限は向かないようで、糖質を全く摂らずにいるとどうしても集中できないのです。程よく糖質を摂る+会食などは遠慮せず食べる!というスタイルにしました。
現在ダイエットを始めて1.5ヶ月、3.2kg減です。前回の取り組み時よりもゆる〜い落ち方。でも続けることを最優先に、なかなか落ちなくても焦らないようにしています。
今の課題は運動量を増やし、筋肉を落とさないこと。
また、続きを報告させてくださいね!
<使っているものはこちら> #PR
▶︎MCTオイル:
液体タイプとカプセル、両方使っています。カプセルタイプを見つけたときは嬉しかったですね〜。旅にも持っていきやすいし、飲みやすいし。
料理には液体、朝のお茶タイムはカプセルタイプを利用します。
▶︎今回、参考にした本:
サッカースタッフ時代から長友選手のとてつもない運動量を見て感嘆していました。その秘密を知ることができたのも良かった。アスリート(長友選手)、料理人、研究者の3つの立場からファットアダプトを解説しています。